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ハクビシンが屋根裏に住んでる?見分け方と駆除方法も解説

「最近、夜中に天井裏から物音がして眠れない…。」こんな経験をしたことはありませんか?

音の正体がハクビシンだった場合、そのままにしておくと家や家族にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。今回は、初めての害獣駆除でお困りの方にもわかりやすく、ハクビシンの駆除方法とその注意点についてお伝えします。

この記事でわかること
・屋根裏にいるのが本当にハクビシンか判明する
・個人でできるハクビシンの対処方法がわかる
・ハクビシンを駆除するにはどうすれば良いかわかる

目次

屋根裏に潜む害獣はハクビシンなのか?

1. ハクビシンの特徴と被害

ハクビシンは食べ物や安全な住処を求めて家に入り込みます。警戒心が強いため、人目につかない屋根裏に住みつきます。

特に体重が2キロ~4キロと大型害獣のため、夜間に「ドスドス」と足音が聞こえます。また糞尿による強いアンモニア臭が天井から感じられる場合は、ハクビシンが原因かもしれません。

「ためフン」と言って、一箇所に糞尿を固めて排泄する習性があるので、これが放置されると、天井がシミで腐食したり、天井板が抜け落ちるといったダメージを受けることがあります。

2.ハクビシンと似ている害獣との比較

ハクビシンと見かけや被害が似ている動物に、イタチやアライグマがあります。いずれも、漂ってくる悪臭や足音に特徴があります。ただし、見た目の特徴や足音の種類が異なるので、ここではその違いをつかんで、突き止めましょう。

ハクビシンは、その名の通り、鼻筋に白い縦線が特徴です。家の周りで見かけたら、区別がつきやすいでしょう。

また足音にも違いがあります。イタチやアライグマのちょうど真ん中ぐらいの重さですので、素早く軽やかに駆けるイタチより重い足音です。

2. 個人でできる対策

ハクビシンは鳥獣保護法で保護されているため、勝手に生け捕りや駆除を行うことができません。捕獲や駆除には資格が必要で、更に実施前に自治体への申請も必要です。

しかし、害獣がすみつく前段階では、個人でできる対策もありますので、一つ一つ確認していきましょう。

侵入経路の封鎖

まずはハクビシンが家に入るルートを探し、封鎖しましょう。ハクビシンが以下のようなちょっとした隙間から侵入してきます。

・屋根のすぐ下にある通気口
・屋根の軒下(のきした)の隙間
・窓や戸の庇の下(ひさし)の隙間
・換気扇の隙間
・壁の穴やひび割れ
・建物と基礎の間
・排水管やエアコンの室外機
・電柱からの電線を引き込む隙間

建物の隙間や穴には、「外壁用パテ」や「隙間埋め・補修用パテ」がホームセンターやネットショップで簡単に入手できます。

換気扇など換気のために空いている穴は、金網や害獣の侵入を防ぐカバーで対処できます。

忌避剤の使用

市販の忌避剤を使って、ハクビシンを追い出す方法もあります。多くの忌避剤は、オオカミの尿や酢液、また唐辛子の匂いを含んでおり、ホームセンターやネットショップで入手できます。

先ほど挙げた、ハクビシンが侵入する可能性があるルート入り口にまいておくと、一時的に寄ってこなくなります。これは簡単に試せる対策ですが、効果が一時的なので、定期的に撒き直す必要があります。

ハクビシンを寄せ付けないためには、侵入経路の封鎖と同時に実施すると効果的です。

3. 個人駆除のリスクと限界

ハクビシンはダニや寄生虫を運んでくるため、触れたり近づいたりすることでアレルギーや皮膚炎などの健康被害を受ける可能性があります。同じ理由で大量の糞尿や死骸の処理も個人で対応するには難しいものがあります。

また、日本ではハクビシンを捕獲・駆除するには資格が必要です。無資格での捕獲は法律違反となり、罰則の対象になることもあります。

そのため、住みついてしまったハクビシンを駆除したい場合は、安全面や法律面でリスクのある自力駆除は避けた方が良いでしょう。

4. 専門業者に依頼するメリット

プロの技術と安全性

専門業者は経験豊富で、安全かつ効率的にハクビシンを駆除します。また、駆除後には再侵入を防ぐためのアドバイスや補強作業も行ってくれます。

ハクビシンは帰巣本能があるため、一度住処にした場所に戻ってくる習性があります。また戻られてはたまったものではありません。

きちんとした駆除業者に依頼するとこで、実際の調査状況から、再発防止のプランまで丁寧に説明してくれます。侵入経路封鎖のための施工が必要な場合も往々にしてありますが、予算に応じて対応してくれる業者を選びたいですね。

無料の現地調査と見積り

多くの駆除業者は無料で現地調査と見積りを提供しています。異変を感じたらすぐに業者に相談し、対応を進めることで、家族の安全を確保できます。

その際、複数業者からの相見積もりがオススメです。面倒くさいし、早くどこから業者に依頼してしまいたいかと思いますが、相場が分かりますし、現状調査と状況説明の丁寧さや、こちらの予算や要望をどれだけ考慮して真摯に対応してくれるか、違いが分かります。

信頼できる業者に、納得した価格で依頼するためにも、相見積もりをとってから依頼する会社を決めましょう。

5. まとめ

ハクビシンの駆除は、家と家族を守るために早めの対策が大切です。自分で駆除を試みるのはリスクが高いため、信頼できる業者に無料見積りを依頼し、安心して対策を任せることをおすすめします。

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